「未来の子どもたちが笑顔で愛用してくれる“何か”を、一緒に創り出しませんか?」マツバラ金網株式会社(あったらええな。アイデアコンテスト)
お題「金網を使ったみんなが驚くお家で使える便利グッズのアイデア」
新商品を開発しようとするとつい弊社が保有している設備や技術の範囲でしか発想が浮かばず、「金網屋が考えた○○」になってしまいます。。
そこで、皆様が思う「世の中にこんな○○が有ったらいいのになぁ」に対し、自社で「保有している設備が・・・」とか「やった実績がないから・・・」といったことは一旦さておいて!「どうすれば実現できるか」を精一杯考えたいので、、
たくさんのアイデアをお待ちしています!!
松原市観光協会スタッフ岡田が、ご参画企業へお邪魔してきました!
\本イベントへの期待や、ご参画を決められた想いを率直にお聞かせください/
「どうしても金網屋が考えるものになってしまう。“金網屋の自己満足”で終わらせたくないと思うと、難しいねんな〜。」
代表取締役の東田龍一郎氏がお話しくださったこの言葉。
「安全・品質・納期・コスト」の理念を掲げ、自社の技術にプライドを持って仕事をされているからこそ感じておられる悩みであり、企業の目下の課題にもなっている。
約2年前に新商品開発チームを発足し、月1回会議を開催している。
これまでに出た新商品のアイデアは、現在までに111案!
「あ〜やってきたなぁ〜。
やってるけど、、もう一歩が越えられないんよね。」
そう話されるのは、新商品開発チームのメンバー。
いいかも!と思い切って試作したが商品化までには至らずだった金網のランプシェード。当時を振り返り「綺麗な〜とは思うけど、いいな〜とはなるねんけど。なぁ〜〜。」と、想いをお話しくださいました。
新商品試作第一案は、焚き火台。
金網の装飾・インテリアも製作しているマツバラ金網株式会社。鰻屋の店舗装飾としてオーダー製作したステンレスのすだれを、キャンプ好きの社員が「焚き火に使えないかな」とポロッと一言こぼしたことがきっかけ。
ここから始まり、アクセサリー・文字プレート・インテリア・小物など、アイデアは111案にまで。
商品化までには、アイデア段階から実際に製品(試作)にし、それを持って社内でプレゼンを行う。社員皆からの評価として「あぁ!これええやん!!」となれば、走り出すことができる技術は間違いなく保有されている。だがその評価は今までにはない。
少子高齢化・自動車の電気自動車化などにより、売上は放っておくと下がっていく予想だと話された。それでも、「金網のまち松原」でマツバラ金網株式会社が存続し続けるためには、何とか新たな商品やサービスを開発しなければならないと考えておられる。
“身近すぎて(金網や技術の)価値や発展を確実に感じられていない”というところがあるのかもしれない。
ステンレス製の金網には、「軽くて表面積が大きい」や「機能として長持ちする」「熱が伝わりにくい」「錆びない・燃えない」というたくさんの長所がある。その長所を存分に活かした製品をつくりたい。
金網屋の自己満足にはなりたくないねん。
子どもたちとか、よその人が考えてくれると”そこ”から飛び出てくれるかな〜と思うんねんよね。
多分自分たちが見たことないものなんやと思ってるねん。う〜ん、それはなんやろうな〜。
金網で製作・表現されたマリリン・モンローの有名な肖像画。
絶妙な織りの加減・光のあたり具合により、マリリン・モンローの姿が立体的に浮き上がって見える。何度もトライアンドエラーを繰り返して完成まで漕ぎ着けたマツバラ金網株式会社の丁寧な仕事、技術と根気、業界への熱意と愛をとても感じられた。
この技術、熱意、想いは、どんな“あったらええな”に活かされるのか?!
アイデア応募者へ東田社長からのメッセージ✨
ロングテール(長ぁ~いシッポ)の商品が開発できると良いなぁと考えています。
ウチでは、新商品開発と同じ熱量で、SDGsやカーボンニュートラルにも取り組んでいます。そのため新商品の開発に際し、未来の子どもたちのためにも環境問題にも配慮しています。
流行り廃りのある商品は、ブームが去ると大量廃棄されてしまうこともあります。短期間に“爆発的”に売れなくても、細くてもロングテールな商品に育てられるアイデアが欲しいのです。
素材の持つ機能(軽い、熱が伝わりにくい、錆びない、燃えないなど)を上手く活かすことがヒントになるかも知れません。是非、未来の子どもたちが笑顔で愛用してくれる何かを一緒に創り出しませんか?
応募はこちらからエントリー!
https://forms.gle/QzMF5vQxMkEr6m2o8
※アイデアの提出方法や、応募に関する詳細はこちらから
マツバラ金網株式会社について
私たちは金網の新しいカタチを創造する会社です。そして、私たちは、以下のように反対語を定義しています。
普通 ⇔ 未だ無いモノを生み出す「チャンス」
常識 ⇔ 将来常識となる「超常識」
可能 ⇔ 新たなことへの「挑戦」
安全 ⇔ ワクワクする「冒険」
これらは言葉で言う程たやすくはないのですが、挑戦を楽しむ気持ちが大切なのです。だから、「未来進行形」で考える。
お客様が必要と気づいてもいない製品を開発することはとても大変なことです。現在の技術や設備では不可能と思えることがあるのも事実です。しかし、可能の反意語を不可能と考えずに、「新たなことへの挑戦」と考え、技術や設備を「未来進行形」でとらえれば必ず実現すると信じています。
概要
マツバラ金網株式会社
業種:各種金網の製造・販売
代表者:代表取締役 東田龍一郎
住所:大阪府松原市岡6-1-25
ホームページ:https://www.wire-mesh.co.jp/index.htm
※工場の見学ができるようになります!詳細はこちらよりご確認ください。
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松原市観光協会
松原市観光協会・編集チーム
松原市や南河内(松原市、羽曳野市、藤井寺市、太子町、河南町、千早赤阪村、富田林市、大阪狭山市、河内長野市)にはたくさんの魅力があります。それらの魅力をわかりやすく編集してお伝えしていきます。