「製造工程で出た端材に新時代を生き抜く新しいチャンスを!」株式会社楠原木工所(あったらええな。アイデアコンテスト)
お題【木のビーズとそれを作る工程で出た端材を使った”何か”のアイデア】
当社の主な製品はウッドビーズ!木の玉です。天然無垢の木を、日本だけじゃなく世界中から集めて作っています。「木」と言っても重いやつ、軽いやつ、油の多い少ない特徴は色々。
そんな温かくもユニークな玉たちや、作った際の端材を使って「おもろいやん」となるアイデア商品を見てみたいです!まっさらなアイデア求ム!
松原市観光協会スタッフ岡田が、ご参画企業へお邪魔してきました!
\本イベントへの期待や、ご参画を決められた想いを率直にお聞かせください/
「わしらが考えれるアイデアなんて、もうおもんないねん。」
そう、少し悲しげに、けれどもどこか未来に気持ちを寄せるように話されたのは、代表取締役の楠原正之氏。
社業として70年以上続く株式会社楠原木工所は、取引先・お客様には古くて400年ほど前から続いている企業も数社ある。製品も代々引き継がれている古くからのもの。正直変わり映えもない。
木材から数珠にすることに最大のニーズがあったために、それをずっと続けてきたわけではあるが、その確実に積み重ねられてきた経験・感覚が時として邪魔をすることもある。
「何か新しいことをやろうとした時に、
新しいことを生み出すことが苦手になってきている。」
「下手の考え休むに似たり」ということわざがあるけど、うちは逆。
入社後、2・3ヶ月後くらいに「仕事どう?商品についてどう思う?」とか聞くねんけど、「あっ!そんなこと考えるんや!」って新入社員に意外とハッとさせられることがあるんですよ。
外部からの目が会社にとって宝になることもあると思っているんです。
将来を考えた時に消極的ではあかんなとは思う。
守ると言うとおこがましいねんけど、
会社を守ることが、技術を守ることであって、それが雇用・従業員を守ることになると思っているんです。
木の玉を作り続けて、約80年。毎月必ず大量に出る端材の再利用は長年の課題。
木の玉を抜いた後の端材とはいえ、世界中から取り寄せた貴重な資源。第二の人生を歩ませたい。
コンテストご参画にあたり、これまで守ってこられた目の前の仕事に対するプライドと責任、またこれからの未来について、企業としての展望や期待、加えて楠原社長の率直なお気持ちを聞かせていただきました。
「純粋に、これ(端材)捨てるのもったいないねん。」
「様々な木材から、大小さまざまな木の玉を作り出すこの技術を守って、発展させたいねん。」
この楠原社長の想いと、皆さまのアイデアがリンクすると、どんな”おもろい”が生まれるのか?!
アイデア応募者へ楠原社長からのメッセージ✨
当社、楠原木工所は80年近く玉を作り続けて来ました。それもすごく誇らしい事ですが、それゆえ我々の頭は古くて硬い!
皆さんのまっさらでやわらかい頭でのアイデアをお待ちしています!大変貴重な木材から出来る玉や、製造工程で出た端材に新時代を生き抜く新しいチャンスを!
応募はこちらからエントリー!
https://forms.gle/QzMF5vQxMkEr6m2o8
※アイデアの提出方法や、応募に関する詳細はこちらから
株式会社 楠原木工所について
当社は木工業として創業80年を迎え、一貫して木の玉を作ることを主業として、仏壇まわりの小物、お坊様の持つ仏具、法具を製造してきました。
日本国内及び世界中から集める木材の種類は白檀、黒檀、紫檀、桧や杉の木など硬い軟らかい、高い安い様々40種類以上、それぞれの特徴を生かし、木目を引き立たせ、魅力を最大限に活かす物作りをしています。
創業時よりお客様はお寺様など宗教法人、仏具を扱う商社様など。また現在は当社の木工技術の拡張により将棋の駒やインテリア仏壇なども製造卸しております。
概要
株式会社 楠原木工所
業種:宗教用具製造業
代表者:代表取締役 楠原 正之
住所:大阪府松原市三宅西1-285-1
ホームページ: http://www.kww-1.com/index.html
Writer
松原市観光協会
松原市観光協会・編集チーム
松原市や南河内(松原市、羽曳野市、藤井寺市、太子町、河南町、千早赤阪村、富田林市、大阪狭山市、河内長野市)にはたくさんの魅力があります。それらの魅力をわかりやすく編集してお伝えしていきます。