【体験レポート】ヒナがおいしい河内鴨になるまで(試食アリ)

  • x
  • line
  • facebook
松原市観光協会 松原市観光協会

7月・8月に開催しているやってみぃひんカーニバルの「ツムラ本店」さんのプログラムに参加してきました!


サミットで提供された河内鴨について学べる!

創業1870年。大阪松原産の最高級『河内鴨』を1日200羽限定で販売している、大阪で唯一の国産合鴨 生産・販売専門店。G20大阪サミットで正式食材に採用され、日本で一番高級な鴨肉と呼ばれるまでになりました。孵化~飼育~精肉の全工程を全て自社で行っており、このように一貫した生産販売体制を取っているのは、大阪ではツムラ本店様だけです!その飼育過程を見学させていただきました!

まずは鴨肉の血抜きについて教えていただきました。血抜きのための〆め方、毛抜きの仕方、〆める直前の温度管理など、鮮度や美味しさのためのこだわりについてお話しいただきました。

続いては鴨のヒナを見学!科学薬品に頼らない育て方をされており、元気に歩く可愛い姿に参加者一同、心が癒されました。


成長すると白い姿に!通常は50日ほどで出荷するそうが、ツムラさんは75日と1.5倍の日数をかけ、じっくり育てていらっしゃいます。

飼育場所からお店に移動し、鴨肉の解体現場を見学。

圧倒的な手捌きで各部位ごとに解体されていきます。

そしてなんと!貴重な鴨のお刺身を試食させていただきました!醤油とわさびでいただきましたがクセが全くなく、上質な脂身と赤みの美味しさに魅了されました。

最後は質問タイム。津村社長からは、「すべては子供たちへの安心安全で美味しい食へのため」「国内生産のもの、生産者への目を向けることを意識してもらえれば」と大変心強いメッセージをいただきました。

ただ河内鴨の飼育環境を見学できるだけではなく、随所で津村社長のこだわりをお伺いでき、試食もついてくるなど食育観点で非常に勉強になるプログラムでした。

後日談

本プログラムにご参加いただいた小学生の方がツムラ様の鴨に非常に関心を持ち、解体場所で破棄されていた鴨の頭を持ち帰って夏休みの自由研究として標本を作成したい!と申し出ていただきました。津村社長にご快諾いただき、後日実際に標本にされたお写真を観光協会に送っていただきましたのでこちらでも発信させていただきます!

◇◆◇プログラム概要◇◆◇

【開催日時】
7月20日(土)11:00~12:00(受付開始10:30)

【定員】
15名 ※先着順

【参加費】
大人:2,500円(中学生以上)
小人:1,300円(6歳~小学6年生)

【服装】
工場見学等がございますので、黒・グレー・紺色など汚れても良い服装でお越しください。

【持ち物】
なし(歩きやすい靴)

【場所】
有限会社ツムラ本店(〒580-0005 松原市別所8-10-24)

【駐車場】
無料駐車場が約10台
※満車の場合は近隣の有料コインパーキングに駐車お願いします

Writer

松原市観光協会

松原市観光協会

松原市観光協会・編集チーム
松原市や南河内(松原市、羽曳野市、藤井寺市、太子町、河南町、千早赤阪村、富田林市、大阪狭山市、河内長野市)にはたくさんの魅力があります。それらの魅力をわかりやすく編集してお伝えしていきます。