松原市観光協会・松本光代会長インタビュー

この度、松原や南河内地域で活動する方を取材する、「人」にフォーカスした特設ページを公開しました。

記念すべき1人目は、松原市観光協会・会長のインタビュー内容をお届けします。

「松原愛を胸に、地域の未来を見据えて」

ー今日はお時間いただきありがとうございます。まずは自己紹介をお願いします。

こんにちは、松本光代と申します。現在、松原市観光協会の会長を務めております。

結婚を期に松原に来てからは、夫とともに地域活動に参加し始めました。特に印象に残っているのは、盆踊りなどの地域イベントでの活動です。夫が生前取り組んでいた「まつもと楽友会」では、東北大震災の寄付金を集めるためにクーラーの効いた大ホールで盆踊りを開催しました。夫の死後も私が引き継ぎ、2023年には10回目を迎えました。

ー盆踊り大会を主催されていたのですね！観光協会の会長としてのお顔ではなく、本職では何をされていらっしゃるのですか？

本職は松本基礎という会社の役員を務めています。主人の頃から若い人たちに事業を任せており、今は主にマンションの運営などを行っています。私は役員として全体の運営を見守りつつ、地域の活動にも力を入れています。

ー地域活動では松原商工会議所の副会頭や、交通安全協会の副会長、さらにはロータリークラブに所属されていると伺いました。これまでどのような活動をされてきましたか？

松原商工会議所では3期・8年目の副会頭を務めています。ロータリークラブでは奉仕活動に力を入れ、ライオンズクラブと協力して松原市のために様々な活動を行っています。また、留学生のホームステイを受け入れるなど、国際交流にも取り組んでいます。

ー留学生の受け入れもされていたのですね！地域密着で様々な活動をされていた松本会長にぜひお聞きしたいのが、松原の魅力についてです。

松原は地域の人々も温かく、コミュニティの絆が強いところが特に魅力的です。松原には代々深くこの地に根付いている人々が多く、その松原愛は非常に熱いものがあります。新しく移り住んだ私のような者でも、松原のために一生懸命に活動すれば、温かく受け入れてくれるこの地域の人々には本当に感謝しています。皆様は一所懸命に松原を愛し、守り続けておられるのです。私もその一員として、この街のために尽力できることを誇りに思っています。

また、松原にはリーダーシップのある方がたくさんおられ、多くのプロジェクトを成功に導き、地域の発展に寄与しておられます。

ー私も松原に引っ越してきて3年ほど経ちますが、コミュニティの絆の強さを感じる場面がたくさんありました。特に観光協会に所属してからはたくさんの事業者の方とお話する機会があり、松原愛をみなさんから感じております。最後に、松原への思いや観光協会としての展望についてメッセージをお願いします。

松原市には素晴らしい魅力がたくさんあります。皆さんもぜひ、松原市を訪れて、その魅力を体感してみてください。私たち観光協会は、これからも地域の魅力を発信し続け、訪れる人々に心温まる体験を提供したいと考えています。

特にこれから注力していきたいのは、地域の人々との交流です。松原市のコミュニティは非常に温かく、特に高齢者の方々が積極的に地域活動に参加されています。この繋がりが松原の強みです。今年観光協会で主催しているバラの撮影会やカーニバル、アカデミーなど、皆で楽しむイベントを通じて、松原の魅力を再発見していただければと思います。

来年の市政70周年には、観光協会として記録に残るようなイベントを計画しています。これにより、地域の皆さんに夢を与え、松原に住んで良かったと思ってもらえるような取り組みを進めていきます。さらに、2025年の大阪万博にも大いに関わり、松原市を国内外にアピールするチャンスと捉えています。

これからも松原市観光協会は地域の皆様の協力をいただき、松原の魅力を発信し続けてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

編集長のあとがき

いつもお会いするたびに素敵な服をお召しになって、常に周囲を笑顔にする松本光代会長。私もお会いするたびに元気をもらっているのですが、このインタビューでそのエネルギーとパワーの原点を少し知れた気がしました。

松原市観光協会の会長としてのリーダーシップはもちろん、松本会長の温かい人柄と積極的な姿勢は、多くの人々に希望と元気を与え続けています。地域の絆を大切にし、コミュニティの魅力を引き出すその姿勢は、私たちにとって大きな励ましとなっています。