桜舞う境内で迎えた「弁財天まつり」— 祈祷と音楽が織りなす春のひととき

春爛漫の陽気の中、境内には満開の桜が咲き誇り、訪れる人々を迎えていました。桜の薄桃色が、弁財天まつりの神聖な雰囲気をより一層引き立てます。
法螺貝の音色と共に本堂へ
12時になると、厳かに響く法螺貝の音が境内に鳴り渡り、参列者は本堂へと向かい心静かに祈りを捧げました。
風情ある庭を抜け、裏門でのご祈祷
本堂での祈りを終えた後、美しく整えられた庭園を通り抜け、裏門へと進みました。ここでは、弁財天への感謝と新たなご加護を願うご祈祷が行われました。
弁財天のお堂へ
ご祈祷の後は、弁財天が祀られているお堂へ。弁財天は芸術や音楽、財運を司る神様として広く信仰されており、多くの参拝者が手を合わせました。
音楽とともに彩られた午後 — 三味線と異文化の融合
午後からは音楽祭が開かれ、伝統的な三味線演奏「光の舞」が披露されました。奏者による三味線の解説もあり、来場者はその歴史と魅力に耳を傾けました。
続いて登場したのは、ペルー・クスコ出身のフローレンス兄弟。爽快でリズミカルな音楽が境内に響き渡り、観客も手拍子で楽しみました。最後には三味線奏者とのコラボレーションも実現し、伝統と異文化の融合が見事に表現されました。
春の訪れを感じる、心温まる一日
神聖な祈祷と心躍る音楽が交わる「弁財天まつり」。満開の桜のもと、参列者それぞれが願いを込め、春の訪れを祝いました。本堂前にて餅まきも行われ、この特別なひとときが、多くの人々の心に残る思い出となったことでしょう。
イベント基本情報
・ 会場:丹南本山 来迎寺(松原市丹南3-1-22)
・ 開催日:2025年4月3日(木)
・ 時間:
12:00〜 大弁財天法要(弁天堂にて)
14:30〜 べんてん音楽祭(本堂にて)
16:00頃〜 もちまき大会
・ お問い合わせ:072-332-8971(来迎寺)

Writer
松原市観光協会

松原市観光協会・編集チーム
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